この記事では、鍵の出張サービスを行う鍵の専門家「カギのサポート」が、ドアノブの主な7種類を「価格」と「セキュリティ」の2軸でMAPにまとめました。
交換の手順例や費用の目安も合わせて解説していますので、自分で交換に挑戦してみたい方はもちろん、費用相場を比較しながら業者に依頼するか検討している方、そもそも自分の家のドアノブがどの種類か知りたい方まで、ぜひ最後までご覧下さい。
チューブラ錠
チューブラ錠は、トイレやお風呂場、洗面所、居室など室内ドアに使われることが多いシンプルな錠前です。
構造がシンプルなため、数あるドアノブの中でも交換の難易度は最も低い部類に入ります。
カギのサポートの認定錠前技師より
チューブラ錠は室内用の中でも特に構造がシンプルで、ドライバー1本で交換できるお客様が多い印象です。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 2,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 2,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
円筒錠
円筒錠は、室内ドアに使われることが多い錠前ですが、鍵の開け閉め機能が付いているため、古い玄関や勝手口に使われている場合もあります。
カギのサポートの認定錠前技師より
円筒錠は、丸座(鍵の台座)を外す工程で、ドアを傷つけてしまうというご相談を時々いただきます。マイナスドライバーを使う際は、傷防止に布などをかませることをおすすめします。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 3,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 3,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
レバーハンドル
握らずに上下に押し下げるだけで開閉できるレバーハンドルは、力の弱いお子様やご高齢の方でも扱いやすく、住宅内で最も種類が豊富なドアノブです。
表示錠タイプや、鍵穴付きのタイプなど、部屋の用途に応じたバリエーションがあります。
カギのサポートの認定錠前技師より
握り玉からレバーハンドルへの変更は錠ケースごと交換になるケースが多いので注意が必要です。また、トイレ・浴室向けの表示錠は、部屋ごとに仕様(錆防止加工など)が異なるので、導入前に確認をしましょう。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 3,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 3,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
サムラッチ錠(装飾錠)
西洋風の装飾が施されたサムラッチ錠など、昭和末期から平成初期の戸建て玄関で多く使われていましたが、現在は製造を終了しているメーカー・シリーズが多いです。
カギのサポートの認定錠前技師より
サムラッチ錠(装飾錠)はデザイン性を重視した製品なので、防犯性自体はそこまでありません。廃番品の場合、同一デザインでの交換が難しく、ドアノブ一式の交換になり費用が想定より高くなることが多い種類です。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 15,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 15,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
インテグラル錠
インテグラル錠は握り玉タイプの中でも防犯性がやや高く、玄関や勝手口など、屋外に面したドアで使われることが多い錠前です。
カギのサポートの認定錠前技師より
インテグラル錠は玄関や勝手口はご家庭の防犯上の要になる場所です。交換のタイミングでディンプルキー対応の製品への切り替えを検討される方も増えています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 5,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 5,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
グレモン錠
グレモン錠は、レバーハンドルの操作でドアの上下に伸びるロッドを同時に動かし、複数箇所を締め付ける「多点締め」構造の錠前です。遮音性・気密性に優れるため、防音室や機械室などでよく使われています。
カギのサポートの認定錠前技師より
グレモン錠は複数個所のラッチ位置をミリ単位で調整する必要があり、自力で交換すると建付けが悪くなり、逆に締まりが悪化してしまう可能性があります。一度分解すると元に戻すのが難しいため、基本的には業者への依頼をおすすめしています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 20,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 20,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
プッシュプル錠
押すと引くのワンアクションで開閉できるプッシュプル錠は、近年の新築マンションや戸建てで主流になりつつある玄関錠です。鍵穴が上下2か所にあるツーブロック仕様も多く、防犯性の高さが特徴です。
カギのサポートの認定錠前技師より
価格帯・セキュリティともに高いプッシュプル錠は、無理な自力交換によるドアの破損リスクが他の種類より高いため、基本的には業者への依頼をおすすめしています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 部品代 | 30,000円~ |
| 自分で交換する場合 | 30,000円~ |
| 業者に依頼する場合 | 部品代+作業料+出張料 |
※上記費用は一般的な相場をもとにした目安です。実際の金額は商品や施工条件によって異なりますので、あわせてご確認ください。
自分でできる交換手順(例:チューブラ錠)
自分で交換をしたい方に向けて、最も自力向きなチューブラ錠を例に、基本的な交換手順をご紹介します。
他の種類でも大まかな流れは共通していますが、構造が複雑なタイプは、作業途中で難しいと感じたら、早めにカギのサポートへご連絡ください。
作業前に確認したいポイント
- 1
バックセットドアの端からドアノブ中心までの長さを測ります。
- 2
ドアの厚さドア本体の厚さを測ります。
- 3
フロント幅フロントプレートの横幅を測ります。
- 4
フロントの長さフロントプレートの縦の長さを測ります。
- 5
ビスピッチ上下2本のネジの中心間の距離を測ります。
- 6
メーカー名MIWA・GOALなどに刻印されているメーカー名を確認しましょう。
以上のポイントを事前に測っておくと、ホームセンターや通販で適切な製品を選びやすくなります。
内側と外側についている丸座のネジを取り外す
内側・外側それぞれの丸座(ドアノブの根元にある円形の台座)に留まっているネジを外します。
側面の鍵本体のネジを外す
丸座を外したら、ドアの側面の鍵本体(フロント)のネジを外します。
ここを外すと、ドアノブが外れる状態になるため、外した瞬間にドアノブが落下しないように気を付けてください。
逆の手順で交換用のドアノブを取り付ける
新しく購入したドアノブを逆の手順で取り付けます。
ネジは一度に締めるのではなく、調整しながら少しずつ固定するのがポイントです。
現場でよく聞く失敗パターンTOP3
出張現場で日々ドアノブのトラブルに対応している立場から、自力交換に挑戦した方によく見られる失敗パターンを3つご紹介します。
1位:型番・寸法を確認せずに購入してしまう
見た目だけで「同じタイプだろう」と購入し、いざ取り付けると穴の位置やフロントの幅が合わない、というケースが最も多い失敗です。
必ず現物の型番と寸法を照らし合わせてから購入しましょう。
2位:ネジを強く締めすぎてネジ山を潰してしまう
特にチューブラ錠・円筒錠の交換で多く見られます。
ネジ山を潰すと専用工具がないと外せなくなり、結果的に業者への依頼費用が高くなることがあるので注意が必要です。
3位:表示錠・レバーハンドルの向きを逆に取り付けてしまう
室内側・室外側の向きや、施錠側・解錠側の向きを間違えて取り付けてしまうケースです。
一度組み上げてからのやり直しは手間がかかるため、取り付け前に必ず向きを確認する習慣をつけましょう。
まとめ
ドアノブの種類によって「自力で交換しやすいもの」と「業者に任せた方が安心なもの」に分かれます。
今回の記事をまとめると、次のように整理できます。
| 項目 | 種類 |
|---|---|
| 自力向き | チューブラ錠、円筒錠 |
| 検討の余地あり | レバーハンドル錠、サムラッチ錠(装飾錠) |
| 業者依頼がオススメ | インテグラル錠、グレモン錠、プッシュプル錠 |
ご自宅のドアノブがどの種類か分からない場合や、自力で交換を始めてみたものの途中で不安になった場合は、無理をせず、24時間365日対応の「カギのサポート」までお気軽にご連絡ください。

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